こんにちは。恵庭で外傷治療にも強い『きつい整骨院です』(^^♪

今回は足関節捻挫について触れてみます。足関節捻挫は捻り方によって内側と外側の損傷に分かれますが、圧倒的な的に外側が多いです。外側を痛めた場合、まずどこに損傷があるのかを特定するために触診します。骨折はないか、どこの靭帯を痛めたかを特定していきます。次にどの程度痛めたのかを見るための徒手検査をします。(前方引き出し兆候など)

これらの検査で、ある程度捻挫の程度を特定できます。(1度:靭帯が伸びたが断裂なし、2度:部分断裂 3度:完全断裂)その状態を観察できるのが超音波診断機です。これがあると目視的に捻挫の程度や血種の存在、骨折の有無を確認できるので、術者にとっても患者さんにとっても説得力があります(^^♪

足関節捻挫は特に初めての捻挫の場合は、しっかり治療しないと靭帯が伸びた状態で戻らなくなりますので、のちのち足関節不安定症、変形性足関節症に移行して痛みがなかなか取れなくなることがあります。痛みは早く取れても靭帯が完全に元の状態になるまでに3カ月もかかりますので、特に初めの1カ月は靭帯が伸びないように処置することが大事です。

標題の写真は、当院での固定療法の一つでテーピングです。靴も履けますし靭帯が伸びないように固定できるテーピング方を採用しています。2度以上の捻挫になるとギプスになります。当院では日常生活やスポーツ復帰までのリハビリもしっかり指導いたしますので安心してご来院ください(^^♪超音波