こんにちは! 院長の橘井です。
さて、今回のシリーズはちょっと重たくなりますが、昨年末に経験しました胃がん治療について体験談を記そうと思います。
このブログを通じて、少しでも同じような症状になってしまった方が闘病に向けて勇気づけられることができれば幸いです。

幸い、現在ではすっかり体調は回復して、経過も良好。術前よりテニスに力を入れているくらいに体力も十分です。

さて、このシリーズは少し長くなりそうなので、何回かに分けてお伝えしますね(^^)
初回は、「胃がんになったリスクは何だろう」 についてです。


私、今年で57歳になりました。
嫌いな食べ物はなく、学生時代からテニスを続けていて、週に1回はテニスを続けています。
テニス以外もスキーや球技は何でも好きでアウトドア派です。近い親戚に癌を患ってなくなった人はおりません。

30代の時に仲良くしてくれていた先輩や親せきの方が癌で亡くなり、このタイミングで「41歳寿命説」や「飽食の予言」などの書籍を読み漁り、現代の食生活の危険性についても考えるようになりました。そこから可能な限り、食品添加物や冷凍食品など発がん性のあるものを避けて、必要な栄養補助食品を摂るように気を付けるようになりました。

しかしながら、私の世代は、成人してから(?)会社の中でも部屋の中が見えなくなるくらいヘビースモーカーの従業員であふれていて、受動禁煙の意識もない時代でした。私自身は40歳のころに禁煙していますが、ここで少しリスクアップしていたかもしれません。
会社時代では製品開発の実験を繰り返す際に有毒ガスを吸う機会が何度かあったため、ここでもリスクを感じていました。
結婚してからは、奥さんに作ってもらった料理は有難く食べていましたので・・・多少の発癌リスクのあるものがあったかもしれません。
一番思い当たるのは、転職してからの精神的負担が大きかったので、ここでハイリスクになっていたのではと思っています。

43歳で転職してからは、健康診断に行く暇を作れなくなり、昨年癌が見つかるまで行っていなかったので・・・
健康診断は必ず定期的に行きましょう!!

そうなんです。自分は健康的な生活をしているので、「健康診断は必要ないだろう」という油断も大敵でした。


次回は「胃の異変のサイン」をお伝えします。