早速ですが、今回はシリーズ第三弾で「胃がんの宣告」をお伝えします。
このブログを通じて、少しでも同じような症状になってしまった方が闘病に向けて勇気づけられることができれば幸いです。
幸い、現在ではすっかり体調は回復して、経過も良好。術前よりテニスに力を入れているくらいに体力も十分です。
前回のお話では、胃がキリキリと痛む症状を感じてくるようになり、健康診断を早めに受けようと考えだしたところまでお伝えしました。
これが、昨年の9月頃です。
実際に健康診断のために病院探しをすると、ほとんどの病院で2か月待ちでした。自分のスケジュールとなかなか合わず、これも健康診断を気軽に受けれない原因の一つでした。
たまたま空きが出た千歳の病院で11月1日に健康診断の予約をとることが出来ました。やはり胃の調子が心配だったので、胃カメラも予約しておきました。 この時は何か見つかったとしても胃潰瘍程度だろうと思っていました。(頭の隅ではまさか胃がんではないよな・・・もありました)
そして検査当日、一般的な検査の後に・・
初めての胃カメラ、まずはのどに刺さり、そのあと無理やり胃の中まで挿入、嘔吐反射で息ができず苦しさMaxでカメラがやっと胃に到達。担当医の先生からは「あー腫瘤があります。結構大きいですね。良くないです。これは悪性の可能性が高いですね。検査に出すので細胞を少し切除します」と言われました。
「マジかーヤベー 最悪! どうしよー 嘘だよー」が頭の中でぐるぐるです。カメラを抜くときも、もう一度苦しさMaxを味わいながら最悪の気分・・・
お医者さんからは、「病理検査の結果が出ないと確定しませんが、カメラの映像でほぼ悪性であることは間違いないです。」とのこと。そして次回の病理検査の説明時に家族と一緒に来るようにと説明をされました。
何とか気を強く持ちつづけて話を聞いて、「妻や家族にどうやって話そう・・」が次の不安でした。
次回は「がん宣告後の気持ちと行動」をお伝えします。